02.08日新闻听力-昨日NHK时事热点

本音频共2段，第一段：00:09   第二段：02:03   第三段：03:46

穀物の先物価格高騰 食料品値上げなど影響が出る可能性

とうもろこしや小麦などの先物価格が高騰しています。生産国での天候不順に加え、投機的な資金が穀物の市場に流れ込んでいることが背景にあり、専門家は食料品の値上げなどの形で影響が出る可能性もあると指摘しています。

穀物取引の国際価格の指標となっているアメリカのシカゴ商品取引所では去年の夏から、とうもろこしや小麦など穀物の先物価格が上昇しています。

このうち、とうもろこしの今月4日の先物価格は半年前より71％上昇し、2013年7月以来の高値となっていて、この影響で国内でも、とうもろこしを使った家畜の飼料が値上がりしています。

背景には、南米の生産国での天候不順やとうもろこしを原料とするバイオ燃料の需要の高まり、それに主要国の中央銀行による大規模な金融緩和で投機的な資金が穀物市場に流れ込んでいることがあります。

商品市場に詳しい楽天証券の吉田哲さんは「穀物価格の高騰で国内でも家畜向けの餌の価格が上昇しており、食料品の値上げなどの形で影響が出る可能性もある。すでに国産の牛肉や豚肉などの価格は上昇傾向にあり、注意深く見ていく必要がある」と話しています。

北朝鮮 国営メディア 「今月上旬に朝鮮労働党の総会開催」

北朝鮮の国営メディアは、朝鮮労働党の中央委員会総会が今月上旬に開催されると伝えました。韓国メディアは国防と経済が主な議題になるとする見方を伝えています。

今日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、党の政治局常務委員会の決定として、今月上旬に重要政策を決定する党の中央委員会総会が開催されると伝えました。

総会の目的については「党大会で提示された戦略的課題を徹底して貫徹するため、各部門の2021年度の事業計画を審議し、決定するため」としています。

具体的な議題は明らかになっていませんが、韓国の通信社、連合ニュースは、先月行われた党大会に続いて、国防と経済が主な議題になるとする見方を伝えています。

一方、党大会ではキム・ジョンウン（金正恩）総書記が演説し、アメリカを「最大の敵」と述べたうえで、核・ミサイル開発を強化する方針を表明しています。

こうしたことから、韓国の主要な新聞は、アメリカのバイデン政権に対して何らかの方針を示すのかが焦点だとも伝えています。

宮崎 県独自の緊急事態宣言終了へ 公園では再開へ準備

宮崎県独自の緊急事態宣言が今日終了することを受け、県内各地の公共施設では明日からの再開に向けた準備が進められています。

1年を通じて世界各地の植物を楽しめる宮崎市の都市公園「フローランテ宮崎」は、宮崎県独自の緊急事態宣言が出されたことを受け、先月9日からおよそ1か月間、休園していました。

宣言の終了が決まったことから明日営業を再開することになり、今日は職員などが準備に追われ、紫色のパンジーが植えられた園内の花壇で余分な花を取り除いたり、雑草を抜いたりしていました。

公園では感染拡大を防ぐため、営業再開後も当面は、2週間以内に県外での滞在歴がない人に限って入園してもらうことにしています。

「フローランテ宮崎」の川崎剛嗣部長は「ようやく開園できることになりとてもうれしいです。来場者や職員の検温、それに消毒の徹底を通じて、訪れた人が新型コロナに感染しないよう引き続き注意して運営していきたい」と話していました。